2026年6月9日、脚本家・映画監督の尾崎将也さんの訃報が
所属事務所より発表されました。享年66歳。
『結婚できない男』『梅ちゃん先生』など
数々のヒット作を世に送り出した才能が、
惜しまれながら逝去しました。
尾崎さんのプロフィール・経歴、作品の魅力を振り返るとともに
おすすめの作品と視聴方法をまとめてみました。
尾崎将也さんの訃報
【訃報】弊社所属の脚本家・映画監督の尾崎将也は、肺疾患のため2026年6月2日逝去いたしました。なお、葬儀につきましては家族葬にて本日執り行われました。生前のご厚誼を深謝し厚く御礼申し上げます。
— &REAM|アンドリーム (@and__ream) June 9, 2026
突然の訃報に、SNSでもたくさんの悲しみの声が広がりました。。。
私は尾崎さんが脚本を手掛けられた朝ドラ『梅ちゃん先生』で、松岡敏夫役を演じさせていただきました。今の私があるのは、尾崎さんが生み出してくださった松岡という人物に出会えたからだと思っています。心より感謝申し上げます。
— 高橋光臣 (@mitsuomi0310) June 9, 2026
謹んでご冥福をお祈りいたします https://t.co/PBT6Ue82Ps
尾崎将也先生に質問する機会があって「尾崎先生といえば2014年、あの年は連ドラ幾つも掛け持ちされていてあれはどうやって脚本書いてたんですか?」って聞いたら「あれはね、時間割り作って時間決めて書いてました」って答えてくれたんだよなあ。余りにも早過ぎる。ご冥福をお祈り致します。
— REIKO (@mesaib28) June 9, 2026
唐沢寿明さんの「西遊記」も松たか子さんの「ラブジェネレーション」も中森明菜さんの「冷たい月」も田中美里さんの「WITH LOVE」も夢中になって毎週観ていたドラマすべて尾崎将也さんの脚本でした。
— 山羊アキミチ (@yagimichi83) June 9, 2026
尾崎将也さんのプロフィールは?
尾崎さんのプロフィールは
・生年月日:1960年4月17日
・出身地:兵庫県西宮市
・出身校:六甲高等学校 →関西学院大学文学部
・配偶者:佐伯紅緒さん(小説家)
・職業:脚本家、映画監督、小説家
となっています。
妻は、小説家で女優としても活動されている、佐伯紅緒さんです。
佐伯さんもご自身のXで、こうつぶやかれています。
私に脚本のノウハウを教えてくれたのは尾崎将也。中でもいちばん役立っているのは「今ここで何が起これば主人公が困るかを考えよ」。常に最悪の事態を想定し、それを書けば客は笑う、と。これは書き手の底意地が悪くないとなかなかできないんだけど、尾崎はその作業に困ったことは一度もないらしい。
— 佐伯紅緒 (@saekirouge22) December 12, 2023
尾崎将也さんの経歴は?
尾崎さんは、関西学院大学文学部を卒業後、広告制作会社に就職。
しかし、脚本家の夢を諦めきれずに地道に執筆を続けます。
そして1992年、『屋根の上の花火』で第5回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞。
プロの脚本家としての第一歩を踏み出しました。
その後、「ラブジェネレーション」、「アットホーム・ダッド」、
「結婚できない男』などの話題作を連発。
2010年には初監督映画『ランデブー!』で映画監督デビューも果たしています。
2012年にはNHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』の脚本を担当し、
朝ドラ脚本家としての地位も確立。
2013年には「橋田賞」を受賞しました。
最後までオリジナル脚本にこだわりを持ち続けた
日本のテレビドラマ界をリードし続けた脚本家です。
尾崎将也さんの作品の魅力とは?
① 完全オリジナル脚本へのこだわり
原作ものが主流の昨今のドラマ業界において、
尾崎さんは完全オリジナル脚本にこだわり続けました。
代表作のひとつ『結婚できない男』も、実在のモデルを持たない純粋なオリジナル作品。
現実社会への鋭い観察眼と、日常のなかに潜むおかしみを掘り起こす筆力は、他の追随を許しません。
②笑いとペーソスの絶妙なバランス
尾崎作品の最大の特徴は、笑える場面と胸が締め付けられるような場面が
自然に同居している点です。
主人公たちの偏屈さや不器用さを笑いながら、いつの間にか彼らを愛おしく感じている――
そんな体験を観客に与えるのが尾崎作品の真骨頂です。
③キャラクターの「偏差値の高さ」
尾崎作品の登場人物は、口が達者で理屈っぽく、それでいてどこかチャーミング。
主人公たちはいわゆる「完璧な人間」ではなく、
欠点や屈折を抱えた等身大の人物として描かれます。
これが、視聴者の共感と笑いを同時に引き出す秘訣でしょう。
尾崎将也さんの脚本作品は?
尾崎さんの主な脚本作品を一覧にしてみました 👇
・「Age,35 恋しくて」(1996年)
・「ストーカー 逃げきれぬ愛」(1997年)
・「ラブ・ジェネレーション」(1997年)
・「二千年の恋」(2000年)
・「特命係長 只野仁シリーズ」(2003年〜)
・「アットホーム・ダッド」(2004年)
・「結婚できない男」(2006年)
・「白い春」(2009年)
・ NHK朝ドラ「梅ちゃん先生」(2012年)
・「早子先生、結婚するって本当ですか?」(2014年)
・「オトナ女子」(2015年)
・「好きな人がいること」(2016年)
・「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年)
・「まだ結婚できない男」(2019年)
・「僕の初恋をキミに捧ぐ」(2019年)
・「元科捜研の主婦」(2026年)※共同脚本
などとなっています。
この他にも、まだまだたくさんあるんだよね・・・
大好きなドラマばかり・・・本当に早すぎるよ
尾崎将也さんの脚本作品|今すぐ見られる!おすすめの作品3選
尾崎さんの作品は、どれも素晴らしいものばかりですが
ここでは、おすすめの作品を3つ 選んでみました 👇
まず1つ見るなら|「結婚できない男」
結婚に対して否定的な偏屈なインテリアデザイナー・桑野信介の独身生活を描くコメディドラマ。
尾崎さんの完全オリジナル脚本で、旬なテーマと観察眼の鋭さが光る傑作です。
阿部寛さんとの相性も抜群で、2019年には続編『まだ結婚できない男』も制作されるなど、
今なお根強い人気を誇ります。

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もう1つ見るなら|連続テレビ小説「梅ちゃん先生」
終戦直後の東京・蒲田を舞台に、自信を持てなかったヒロインが
地域医療に生きる医師へと成長する物語。
笑いあり、涙ありの温かな世界観が視聴者を引き込み、放送当時は高視聴率を記録しました。
主題歌はSMAPの「さかさまの空」。

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NHKオンデマンドに登録することで視聴できます
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あと1つ見るなら|「白い春」
コメディ色の強い「結婚できない男」とは対照的に、
本作は尾崎さんのシリアスな筆力と感情描写の深さが堪能できる作品です。
不器用で最悪なはずの主人公が、娘を想うひたむきな愛情によって
じわじわと変わっていく様子は、「毎話涙なしでは見られない」と評判でした。

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尾崎将也さんが遺したものとは?
尾崎さんは、30年以上にわたり、日本のテレビドラマ界をリードし続けた脚本家です。
オリジナル脚本へのこだわりと人間観察の鋭さでドラマ史に確かな足跡を残しました。
偏屈なのに愛おしいキャラクターたちは、これからも多くの人の心に生き続けるのではないでしょうか。
訃報に接し、改めて尾崎作品を見返したいという方は、まずは代表作の一つに触れてみてください。
笑いのなかに温かさが宿る尾崎ワールドが、きっと心に沁みるはずです。
また、尾崎さんは脚本スクールの講師も務めるなど、後進の育成にも尽力していました。
著作「3年でプロになれる脚本術」は、脚本家を目指す人たちのバイブルになっています。
ドラマファンはもちろん、文章を書く仕事をしている方にもおすすめです。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
尾崎将也さんは
・1960年兵庫県西宮市生まれの脚本家・映画監督
・フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞して、脚本家としてのキャリアをスタート
・代表作は、「ラブジェネレーション」「結婚できない男」「梅ちゃん先生」など多数
・オリジナル脚本にこだわり、笑いと温かみが同居するストーリーを構築
・2013年には橋田賞を受賞
・2026年6月2日、肺疾患のため、66歳で逝去(6月9日に訃報発表)
尾崎さんの作品はこれからも私たちの記憶で生き続けることでしょう。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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